海外取引先管理
サービスの概要
- 海外販路開拓、グルーバルサプライチェーンの構築を行うに当たり、取引先の与信管理は欠かせません。
- 特に問題となるのが海外子会社に販売先や仕入先の管理を任せている場合です。海外子会社は労務、税務、製品管理等、様々な課題を抱えており、なかなか取引先の管理にまで手が回りません。
- 一方、日本企業の取引先管理に比べ、海外取引先管理は容易ではありません。
①海外取引先は支払期日をきっちり遵守せず、多少の遅れは許容されると考えています。
②信用調査レポートにも充分な情報が掲載されていないことがあります。 - MUFGのノウハウを活かし、貴社グループの全世界統一の取引先管理の構築をサポートします。
当社の強み
- 取引先管理の構築には、①取引先の格付(信用度把握)②格付に基づく与信限度の設定③取引条件の設定+リスクヘッジ手段の選定という3つのルールを定めることが必要になります。加えて、海外取引先管理ではカントリーリスクの管理も必要になります。
- MUFGの海外取引における豊富なノウハウを活かし、一連のルールの策定、格付モデルのご提供、カントリーリスク管理やリスクヘッジ手法等の説明を実施します。ルール策定に当たっては、貴社の主要なお取引先を分析、事業展開国や業種も勘案し、貴社の実情にあったものに仕上げることを目指します。
- 取引先の調査方法や支払遅延への対応等、各国の実情を踏まえたアドバイスも実施します。
ご支援サービス
- 次の3つのサービスを提供し、貴社の取引先管理体制の構築と、営業の皆様等への研修を実施します。
①格付モデルのご提供 ②規程(取引限度、取引条件)の策定、解説資料の提供 ③社内研修 - コンサル終了後には自社で取引先の与信管理ができるようになります。
海外取引先管理の流れ
下図のように海外取引先の管理は2種類のリスク管理と3つのプロセス管理が必要です。その管理を自社で完結できるようにサポートします。
図表 海外取引先管理の流れ
取引先管理規程の策定支援
- 貴社の主要取引先を調査、当方にて格付を実施、報告します。
- 貴社の現状の取引先毎の与信額を格付毎に並べ分析することで、貴社の実情に沿った取引限度案を策定します。
- 併せて、貴社の事業展開国・業種毎の標準的な取引条件についても調査/推定を実施、取引条件案を策定します。
実績のご紹介
- 海外販売先&海外仕入先管理
セクター例:専門商社、電子部品・医療機器・繊維・食品メーカー、輸送機器販売業等
- 海外取引先与信体制の検証
セクター例:国際金融機関、専門商社