製造業における実践イノベーション経営

2009/07/01 谷口 智史、遠藤 慎良
イノベーション
製造業
経営戦略

世界的大不況の中、緊急利益対策としてコスト削減やリストラに取り組む企業は多いが、それだけでは長期的な収益安定は期待できない。根本的な収益強化や成長性確保のためには、技術革新や新商品開発による新たな付加価値創出が不可欠である。そこでイノベーションを経営に織り込むための具体的な方法を検討する必要がある。
イノベーションとは「新技術によって顧客の問題を解決し、自社の収益強化を実現すること」と考えられる。その手段として新技術の創出や、既存技術の新たな組み合わせ、そして技術の新分野への活用方法を考えるのである。
イノベーションを確実に成功させ、収益に結びつけるためには、いくつかの要件がある。
①自社に必要なイノベーションのあり方を見極める
②コア技術作り
③技術ロードマップ作り
④ニーズ・シーズのマッチング機能の活性化
こうした要件をどのようにして充足していけばいいのか、具体的な考え方・手法を具体例を交えて解説していく。

執筆者

  • 谷口 智史

    コンサルティング事業本部

    デジタルイノベーションビジネスユニット 業務ITコンサルティング部

    シニアマネージャー

    谷口 智史
  • 遠藤 慎良

    コンサルティング事業本部

    経営戦略ビジネスユニット 経営戦略第2部

    部長 プリンシパル

    遠藤 慎良
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