英国とEUの通商協議は「クリスマス合意」が実現~年明けから新協定を発効へ

2020/12/25 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済

○ 英国と欧州連合(EU)は12月24日、新たな通商協定の締結で合意に達した。両者の協議は難航を極めたが、クリスマスイブにようやく決着がついた。

○ 英国側は年内の新協定の批准が可能であるが、EUは不可能であるため年明けから暫定適用となる見通しである。EUの審議が停滞すれば、その状態が長期化するリスクがある。

○ 英国は2024年5月に総選挙を控えている。ジョンソン首相の支持率が浮上する兆しはなく、この間に予定されている地方選で敗北が相次げば政権交代が視野に入る。

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