- 2月19日、イタリアで主要政党のほぼ全てが参加する新政権が正式に発足した。新たに首相に就任したのは、欧州中央銀行(ECB)の前総裁であるマリオ・ドラギ氏である。
- 投資家はドラギ新首相の誕生でイタリアとEUの関係改善がさらに進み、EUやECBからの支援の継続や拡充が見込まれることから、イタリア債を積極的に購入している模様である。
- とはいえイタリア政局が流動化し、反EU色が濃い政党が政権を担うような展開が意識されると、イタリア債の金利上昇は免れず欧州の金融市場が不安定化するだろう。
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