PEPP終了で急騰リスクが意識されるギリシャの長期金利~PEPP終了後の特例措置導入が視野に

2021/07/09 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済
  • ギリシャの金利が安定して推移している。指標となる満期10年の国債の流通利回りは2010年代前半の債務危機の際には一時30%を超えていたが、足元では1%を下回るなど劇的に低下している。
  • ギリシャの長期金利が安定している理由は、ギリシャ国債が欧州中銀(ECB)のパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の購入対象になっているためである。
  • PEPPは2022年3月に終了する予定であるが、ECBはギリシャ発の信用不安を回避すべく、ギリシャ国債の購入に関する特例的な措置を設ける可能性が高い。

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7月13日訂正|本文に以下の通り誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。
【4ページ上から1行目】
正:2009年9月
誤:2019年9月

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