- 4~6月期の英国の実質GDPは高成長を記録したが、行動制限により生じた繰越需要は既に一服しており、英国の7~9月期以降の景気回復テンポはこれまでよりも鈍化する公算が大きい。
- 他方で景気の回復を反映して、英国でもユーロ圏や米国などと同様にインフレの加速が顕著となっている。また仮に英本土と北アイルランドの間の物流が停滞すれば、インフレ加速に拍車がかかる。
- AUKUSの発足などジョンソン政権はインド太平洋外交に注力しているが、英国の経済はスタグフレーションに陥る可能性が意識されるなど、不安定な地合いで推移している。
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