- 欧州中央銀行(ECB)は12月16日に開催した金融政策決定会合で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)と呼ばれる資産購入策を予定通り2022年3月で終了すると発表した。
- イングランド銀行(BOE)もまた12月16日に年内最後となる金融政策委員会(MPC)を開催、金融市場の金利据え置き観測に反し、政策金利(バンクレート)を0.15%ポイント引き上げ、年0.25%にした。
- PEPPの終了に当たり、ECBは金融市場との対話を重視してきた。一方BOEは利上げを巡る市場との対話に失敗、今後の金融政策運営に禍根を残す結果となった。
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