- 英国の中央銀行であるイングランド銀行(BOE)は2月3日に金融政策委員会(MPC)を開催し、政策金利(バンクレート)を0.25%ポイント引き上げ、年0.5%にすると決定した。
- 二会合続けて利上げをしたBOEだが、肝心の通貨ポンドの相場は対ユーロ、対ドル共にそれほど上昇していない。背景には、英国の政治情勢の混乱が嫌気されていることがあると考えられる。
- 英国の政治情勢の混乱が短期のうちに収束する見込みが立たない中で、BOEが利上げを速めたとしてもポンド相場が上昇する展望は描きにくい。
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