- 外国為替市場でユーロ安が急速に進んでいる。7月12日の取引時間中に一時0.9999ドルまでユーロが下落し、2002年以来のパリティ(1ドル=1ユーロ)割れとなった。
- ユーロ安が進んだ理由としては、まず米国との金利差の拡大がある。また経常収支の赤字転落も、ユーロ安の大きな理由となっている。加えて、ノルドストリームの停止でユーロ安に弾みがついた。
- 今後も金利差と実需の両面で、ユーロ安が進む見込みである。なお足元では、イタリアの政権崩壊リスクもユーロ安の材料になる。
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