ECBが利上げに着手~「市場分断防止策」には高いハードル

2022/07/22 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済
  • 欧州中央銀行(ECB)は7月21日に定例の政策理事会を開催、3つある政策金利をそれぞれ0.5%ずつ引き上げた。ECBの利上げは2011年以来、11年ぶりのことになる。
  • 注目された市場分断防止策(TPI:重債務国の金利上昇が深刻化した場合に発動される政策)に関しては、流通市場における無制限での国債購入への道が拓かれた。
  • インフレに減速の兆しが見えないため、9月8日に予定されている次回の理事会では0.5%以上の利上げが実施される見通し。

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