- 英国経済は景気後退(リセッション)に向かっている。最新7~9月期の実質GDP(国内総生産)は前期比▲0.2%と2021年1~3月期以来の減少に転じた。
- 英国の景気が後退する一方で、10月24日に就任したリシ・スナク新首相は、財政規律と物価安定を重視しており、景気刺激策に慎重な立場を堅持している。
- 英中銀が金融引き締めを進めるのみならず、英政府が財政引き締めに転じたことで、需要面からのインフレ圧力は弱まると期待される。
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