EUの東方拡大はあり得るのか~注目されるウクライナの扱い

2023/11/06 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済
  • EU首脳陣による「欧州理事会」の非公式会合が、10月6日にスペインのグラナダで開催された。その際、今後のEUの東方拡大(27ヶ国から30ヶ国への拡大)についての議論がなされた。
  • 次回12月の理事会では、各国の加盟交渉を進めるための具体的な議論が行われる。注目されるウクライナの取り扱いに関しては、同国にEU加盟の「ファストトラック」が導入される可能性は低い。
  • 次回12月の理事会では、加盟候補国のみならず、潜在的加盟候補国の加盟交渉の加速に向けた何らかのアクションプランで合意に達すると考えられる。とはいえ、それは実効力に乏しいだろう。

続きは全文紹介をご覧ください。

テーマ・タグから見つける

テーマを選択いただくと、該当するタグが表示され、レポート・コラムを絞り込むことができます。