- ECBが利下げに着手するのは米国が利下げに転じる2024年後半となる見込みであるが、統一通貨ユーロに加盟していない中東欧の国々には、すでに利下げに着手している国がある。
- とはいえ、各国のインフレはコロナショック前の2019年の水準に比べれば強いままである。そのためタカ派姿勢が強いチェコのみならず、ハンガリーとポーランドも追加利下げには慎重を期するだろう。
- 金融緩和が本格化せず、高水準の金利が続く間は、中東欧諸国の景気もまた、ユーロ圏と同様に浮揚感を欠く展開となるだろう。
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