- ドイツの実質固定資産投資は、2022年に生じたロシア発のエネルギーショック以降、過去のトレンドを大きく下回っている。エネルギーコストの増大がその大きな理由とみられる。
- 他方で、ドイツとともに欧州連合(EU)の両翼を成すフランスの固定資産投資は、過去のトレンドを上回って推移している。その結果、両国の間にあった「投資格差」は着実に縮小している。
- 中長期的には、ドイツ経済が埋没する一方で、相対的にフランス経済の存在感が強まることになるのかもしれない。固定資産投資の動きの違いは、その可能性を強く物語っている。
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