- 欧州連合(EU)は、現在協議中である対ロ制裁第14弾で、EUが輸入するロシア産の液化天然ガス(LNG)のうち、第三国向けに輸出される分の積み替えを禁止する見込みである。
- 第14弾が実行されれば、ロシア産LNGに対する初の制裁となる。しかし、ロシアが報復措置としてLNGの輸出削減や停止などの報復措置、いわゆる「逆制裁」を打つ可能性は低いと考えられる。
- EUを迂回した第三国へのLNG輸出に関しては、その輸送コストの増加分をロシアが負担することになると考えられるため、その分だけロシア側が獲得する所得は減少するのではないだろうか。
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