〇2020/21年のユーロ圏景気は1%台前半の成長率にとどまり、浮揚感に欠ける展開となるだろう。欧州中銀(ECB)は引き続き低金利政策を維持し、景気のサポートに努めることになる。
〇最大の景気下振れリスクは米中通商摩擦の激化である。輸出や投資の失速につながるほか、金融市場の動揺を通じて景気に下押し圧力がかかる。ドイツやイタリアの政治リスクにも注視する必要がある。
〇英国景気も低成長が続く見込みである。1月末にEUを離脱した後、移行期間が2022年まで延長されることがメインシナリオになると想定した。
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