○23年度の実質成長率は、前年比＋1.3%となる見込み。コロナ期を脱し経済は正常化したが、中国、アジア経済減速の影響で輸出が減少、生産も足踏みとなり、勢いを欠く展開に。インバウンド消費は円安も寄与して急回復。一方、個人消費は、名目では伸びているものの、実質では足踏み状態。

○24年度の成長率は前年比＋1.8%とプラス幅が拡大。25年開催の大阪・関西万博に向けた工事等により設備投資、公共投資が伸びることが成長に寄与する。すでにコロナ前の水準を回復したインバウンド消費も、引き続き増加が見込まれる。

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