8月9日に内閣府から公表される2019年4~6月期の実質GDP成長率は、前期比+0.1%(年率換算+0.4%)と小幅ながらも3四半期連続でプラス成長が続いたと予想される。プラス幅は小さいが、これは外需寄与度のマイナス幅が大きいためであり、内需は個人消費を中心に底堅く推移している。
内訳をみると、改元効果によって個人消費が堅調に増加したこと、人手不足を背景に企業の設備投資意欲が衰えていないこと、公共投資の増加が続いたことから、内需の前期比寄与度は+0.6%と底堅く推移した。一方、外需については、輸出が小幅ながらも増加に転じたが、前期に急減したことへの反動や堅調な内需を反映して輸入の増加幅がそれを大幅に上回ったため、外需寄与度は-0.5%と大きめのマイナスとなった。
名目GDPも前期比+0.1%(年率換算+0.6%)と3四半期連続でプラスを維持し、GDPデフレーターは前年比+0.5%と2四半期連続でプラスとなったと予想される。・・・(続きは全文紹介をご覧ください。)
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