12月9日に内閣府から公表される2019年7~9月期の実質GDP成長率(2次速報値)は、前期比+0.2%(年率換算+1.0%)と1次速報値の同+0.1%(同+0.2%)から上方修正される見込みである。ただし、修正は小幅であり、今回の結果によって景気に対する評価が変わることはないであろう。
個別の需要項目では、本日発表された7~9月期の法人企業統計の内容を受けて、設備投資が上方修正されて、伸び率は前期比+2.0%となると見込まれ、順調に増加していることが示されるであろう。公共投資についても、上方修正される見込みである。
名目GDP成長率も前期比+0.5%に上方修正されようが(年率換算値も+1.8%に上方修正)、GDPデフレーターは前年同期比+0.6%のまま据え置かれるであろう。・・・(続きは全文紹介をご覧ください。)
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