3月に入り景気は減速、PMIも低下

3月のPMIは、製造業、非製造業ともに低下し、好不況の境目となる50を下回った。2月までは景気に持ち直しの動きがみられたが（2、3頁参照）、3月に入り景気は再度減速した。2月後半のウクライナ危機で資源価格の上昇に拍車がかかり、企業が負担するコストが上昇したこと、新型コロナ・オミクロン株の感染急拡大に伴い、上海でロックダウンが実施されるなど行動制限が強化されたことが背景にある。なお、2021年第4四半期の実質GDP成長率は前年比＋4.0%と鈍化した。

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