総じて景気は堅調も、タイ、マレーシアの成長率はやや低い
ASEAN5の10~12月期の実質GDP成長率は、フィリピンを除く4ヶ国で7~9月期から加速した。財需要の持ち直しや旅行者数の回復により輸出が底入れしているほか、内需は総じて底堅い。もっとも、タイとマレーシアの成長率は、コロナ禍前の平均成長率を下回る伸びが続き、景気の回復ペースは鈍い。先行き、景気はおおむね堅調を維持し、低成長の2ヶ国も含め回復が期待されるが、中国経済の低迷はASEAN5各国の景気下振れ要因となろう。
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