欧州景気概況:ユーロ圏景気は回復している、英国景気は回復している
ユーロ圏の2021年4-6月期の実質GDP(速報値)は前期比+2.0%と3期ぶりに増加に転じ、景気後退を脱却した。一方で最新7月の景況感指数は119.0と6ヶ月連続で上昇、景気の回復していることを示唆している。しかし国ごとには、スペインやフランスなどで景況感の改善が一服するなど、ばらつきが見られる。
英国の2021年1-3月期の実質GDPは前期比-1.6%と、20年4-6月期以来となるマイナス成長になった。一方、5月の月次実質GDP(粗付加価値ベース)は前月比+0.7%と前月(同+2.1%)から増勢を弱めたが、回復が続いている。イングランドでは7月19日に大半の行動制限が解除されており、景気回復に弾みがつくと期待される。
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