欧州景気概況:ユーロ圏景気は回復している、英国景気は回復している
ユーロ圏の2021年4-6月期の実質GDP(改定値)は前期比+2.0%と3期ぶりに増加に転じ、景気後退を脱却した。一方で最新8月の景況感指数は117.5と1月以来の低下に転じた。消費者信頼感指数が2ヶ月連続で低下し、製造業景況感指数も2020年11月以来の低下に転じるなど、回復の動きが一服した。
英国の2021年4-6月期の実質GDPは前期比+4.8%と再びプラス成長に服した。個人消費や政府支出が景気の回復をけん引した。産業別にはサービス業が顕著に回復、景気をリードした。英国では行動制限が全面的に緩和されたことから、7-9月期も景気は堅調な回復を維持すると予想される。
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