欧州景気概況:ユーロ圏景気は回復している、英国景気は回復している
ユーロ圏の2021年10-12月期の実質GDP(速報値)は前期比+0.3%と、増勢が失速した。オミクロン株の流行に伴う行動制限強化の影響が強く出たと考えられる。国別にはドイツが前期比-0.7%となって全体の景気を下押ししたが、一方でスペインが同+2.0%と堅調を維持して景気を下支えした。
英国の2021年7-9月期の実質GDP(確定値)は前期比+1.1%と、4-6月期(同+5.4%)から伸びが鈍化した。一方で、最新の11月の月次GDPは前月比+0.9%と増勢が再び加速、月次GDPの水準は既にコロナショック前を上回っており、景気が拡大局面入りした可能性を物語る。
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