ユーロ圏景気は回復している、英国景気は足踏みしている
ユーロ圏の4-6月期の実質GDP(改定値)は前期比+0.6%と、1-3月(同+0.5%)から増勢が加速した。とはいえ月次指標からは個人消費の弱さが読み取れ、景気の実勢は数値の印象ほど強くない模様。また8月の景況感指数は97.6と3ヶ月連続で低下しており、景気の弱さを物語る。
英国の4-6月期の実質GDPは前期比-0.1%と、昨年1-3月期以来のマイナス成長になった。産業別には、サービス業が堅調を維持し、また工業も復調したが、建設業が不調だった。また6月の月次実質GDPは前月比-0.6%と、再び減少した。
テーマ・タグから見つける
テーマ・タグから見つける
テーマを選択いただくと、該当するタグが表示され、レポート・コラムを絞り込むことができます。
テーマ
テーマ