ユーロ圏景気は回復している、英国景気は足踏みしている
ユーロ圏の4-6月期の実質GDP(確報値)は前期比+0.8%と、1-3月(同+0.7%)から増勢が加速した。3四半期ぶりに増加した個人消費や再び増加した総固定資産形成が成長率を押し上げた。もっとも景気の方向を示す景況感指数は、最新9月が93.7と7ヶ月連続で低下しており、景気の悪化を示唆している。
英国の4-6月期の実質GDPは前期比+0.2%と4四半期連続で伸びが鈍化した。産業別には、サービス業が堅調を維持し、また工業も復調したが、建設業が不調だった。また7月の月次実質GDPは前月比+0.2%と、再び増加したが、均した動きは横ばい。
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