ユーロ圏景気は足踏みしている、英国景気は足踏みしている

ユーロ圏の7-9月期の実質GDP（速報値）は前期比+0.2%と、4-6月（同+0.8%）から増勢が失速した。景気の方向を示す景況感指数は、最新10月が92.5と8ヶ月連続で低下したが、一方で下げ止まりの兆しもうかがえる。

英国の4-6月期の実質GDPは前期比+0.2%と4四半期連続で伸びが鈍化した。産業別には、サービス業が堅調を維持し、また工業も復調したが、建設業が不調だった。また8月の月次実質GDPは前月比▲0.4%と再び減少し、均した動きも横ばい。

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