ユーロ圏景気は足踏みしている、英国景気は足踏みしている
ユーロ圏の2022年10-12月期の実質GDP(確報値)は前期比横ばいと、2四半期連続で増勢が鈍化した。個人消費や総固定資本形成といった内需の悪化が顕著だった。一方で、景気の方向を示す景況感指数は、最新2023年3月が99.3と前月(99.7)から小幅ながら低下し、年明け以降も景気が足踏みしている様子を物語る。
英国の2022年10-12月期の実質GDP(確報値)は前期比+0.1%になった。主要な需要項目の動きを確認すると、輸出が減少したほか、個人消費と設備投資が横ばいとなった。一方、1月の月次実質GDPは前月比+0.3%と、再び増加に転じた。
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