ユーロ圏景気は足踏みしている、英国景気は足踏みしている
ユーロ圏の1-3月期の実質GDP(改定値)は前期比+0.1%とほぼ横ばい。一方で、景気の方向を示す景況感指数は、最新5月が96.5と前月(99.0)から下振れした。企業の景況感が、製造業・サービス業を問わずに悪化した。
英国の1-3月期の実質GDP(速報値)は前期比+0.1%と2四半期連続で同じ伸び率となった。主要な需要項目の動きを確認すると、設備消費が増加して景気を下支えした一方で、個人消費が横ばいとなり、輸出が減少して景気を下押ししした。一方、3月の月次実質GDPは前月比▲0.2%となり、均した動きは足踏み。
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