ユーロ圏景気は足踏みしている、英国景気は足踏みしている
ユーロ圏の4-6月期の実質GDP(速報値)は前期比+0.3%とプラス成長に復した。スペインが同+0.4%と好調を維持し、またフランスが同+0.5%と加速したことなどが、ユーロ圏全体のGDPを押し上げた。一方で、景気の方向を示す景況感指数は、最新7月が94.5と3ヶ月連続で低下した。製造業・サービス業、建設業と幅広い業種で景況感が悪化した。
英国の1-3月期の実質GDP(確報値)は前期比+0.1%と2四半期連続で同じ伸び率となった。主要な需要項目の動きを確認すると、設備消費が増加して景気を下支えした一方で、個人消費が横ばいとなり、輸出が減少して景気を下押しした。他方で、5月の月次実質GDPは前月比▲0.1%となり、均した動きは足踏み。
テーマ・タグから見つける
テーマ・タグから見つける
テーマを選択いただくと、該当するタグが表示され、レポート・コラムを絞り込むことができます。
テーマ
テーマ