ユーロ圏景気は停滞が続く、英国景気は停滞が続く
ユーロ圏の7-9月期の実質GDP(速報値)は前期比▲0.1%と、小幅なマイナス成長に転じた。主要国別には、フランスとスペインがプラス成長を維持した反面で、イタリアはゼロ成長、ドイツはマイナス成長となった。景気の方向を示す景況感指数は、最新10月が93.3と6ヶ月連続で低下しており、景気の停滞が続いていることを物語る。
英国の4-6月期の実質GDP(確定値)は前期比+0.2%と、1-3月期(同+0.3%)から増勢がわずかに減速。主要な需要項目の動きを確認すると、設備消費が急増し、また個人消費がわずかに増加して景気をけん引した。反面で、輸出が減少して景気を下押しした。また8月の月次実質GDPは前月比+0.2%と再び増加したが、均した動きは横ばい。
テーマ・タグから見つける
テーマ・タグから見つける
テーマを選択いただくと、該当するタグが表示され、レポート・コラムを絞り込むことができます。
テーマ
テーマ