ユーロ圏景気は拡大している、英国景気は拡大している
ユーロ圏の4-6月期の実質GDP(改定値)は前期比+0.3%と2期連続で成長したため、景気は拡大に転じた。国別にはスペインが同+0.8%と堅調を維持し、フランスとイタリアが同+0.2%と底堅かった反面で、ドイツが同▲0.1%と再びマイナスに転じた。一方、最新8月の景況感指数は96.6と3カ月ぶりに上昇も、景気の方向感は一進一退で推移。
英国の4-6月期の実質GDP(速報値)は前期比+0.6%と2期連続で成長したため、景気は拡大局面に転じた。主要な需要項目別には個人消費がプラスを維持したほか、輸出がプラスに転じた。一方で、総固定資本形成がマイナスとなり、景気を下押しした。一方、6月の月次GDPは前月比横ばいにとどまった。
テーマ・タグから見つける
テーマ・タグから見つける
テーマを選択いただくと、該当するタグが表示され、レポート・コラムを絞り込むことができます。
テーマ
テーマ