ユーロ圏経済は拡大している、英国経済は拡大している
ユーロ圏の4-6月期の実質GDP(確定値)は前期比+0.2%と、1-3月期(同+0.3%)から増勢が鈍化したが、3期連続でプラスとなった。輸出が加速して景気をけん引した反面で、個人消費が失速して景気を下押しした。一方、最新9月の景況感指数は96.2と再び低下し、景気の方向感は一進一退で推移。
英国の4-6月期の実質GDP(改定値)は前期比+0.5%と2期連続で成長したため、景気は拡大局面に転じた。主要な需要項目別には個人消費と総固定資本形成がプラスを維持した反面で、輸出のマイナスが続き、景気を下押しした。一方、7月の月次GDPは2カ月連続で前月比横ばいにとどまった。
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