ロシア景気は減速している、トルコ景気は減速している
ロシアの4-6月期の実質GDPは前年比+4.1%と、前期(同+5.4%)から伸びが鈍化した。ロシア統計局(ロススタット)は需要項目別のデータを公表していないが、ロシア中銀のこの間の会合での評価によると、個人消費や総固定資本形成が堅調であり、景気をけん引した模様。続く7-9月期の企業の景況感は、製造業にやや陰りがみられる。
トルコの4-6月期の実質GDPは前年比+2.5%と、前期(同+5.3%)から伸びが鈍化した。個人消費や総固定資本形成といった内需の失速が目立つ。続く7-9月期の企業景況感指数は、製造業が中立水準を割り込み、景況感の悪化が顕著である。一方で、サービス業は中立水準を上回ったものの、景気に対する楽観は後退している。
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