【概況】~景気拡大期間が過去最長を更新も、FRBは利下げ姿勢を鮮明に
第1四半期の実質GDP成長率(確報値)は前期比年率+3.1%と、在庫投資と純輸出が寄与して加速したものの個人消費は鈍化した(図表1、2)。足元、一部に鈍化の動きがみられるが景気の基調は底堅い。景気拡大期間は7月に120か月となり、1854年の統計開始以来の最長を記録したとみられる。
先行きについても、良好な雇用所得環境を背景に景気は底堅く推移し、2019年の成長率は2.4%と、潜在成長率を上回るペースになる見込みである。
リスクは米中貿易摩擦の激化である。6月末の米中首脳会談では貿易交渉の再開で合意し、対中追加関税第4弾の発動は見送られたが、問題が先送りされたにすぎず今後の協議の行方は不透明なままである。 ・・・(続きは全文紹介をご覧ください。)
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