【概況】 ~ 景気は個人消費が下支え、米中協議は第一段階の合意に向け最終調整
米国の景気は底堅く推移している。第3四半期の実質GDP成長率(改訂値)は前期比年率+2.1%と、速報値(同+1.9%)から上方修正された。米景気は潜在成長率並みの成長ペースを維持している。
速報値からの上方修正は在庫投資が主因であった。その他の項目では、個人消費(同+2.9%)の好調が続いたが、設備投資と外需は低迷している。先行きも、設備投資の低迷や外需の弱含みが続くとみられるが、雇用の増加を背景に個人消費が景気を下支えし、緩やかな成長を持続する見込みである。
米中貿易協議は、第一段階の合意に向け最終調整を行っている。両国は10月の閣僚協議の合意内容を文書化するための協議を継続しているが、中国の農産物輸入や両国の関税の撤廃ペースで詰めの協議が続いている模様である。協議が進展すれば、12月15日に予定されている対中追加関税第4弾の発動は見送られる公算が大きい。・・・(続きは全文紹介をご覧ください。)
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