【概況】 ~ 景気は急速に悪化
・米国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の悪影響で急速に悪化している。第1四半期の実質GDP成長率は前期比年率▲5.0%と、リーマンショック時の2008年以来の大幅マイナスとなった。厳しい外出制限で運輸、飲食・宿泊関連の需要が急減したほか、企業の生産活動の休止が相次いだことが影響した。需要項目別には、個人消費(同-6.8%)が最大のマイナス寄与に転じたほか、設備投資(同-7.9%)、在庫投資(-1.4%pt)の下押しが続いた。
・一方、足元では経済活動が段階的に再開され、5月の経済指標では一部に下げ止まりの動きもみられる。新たな生活様式の下、小売業やサービス業の売上高が緩やかに持ち直すとみられ、景気は第2四半期に底入れする見通しである。ただし、新しい生活様式への対応が進まず経済活動の回復が遅れたり、感染者が再び拡大した場合はマイナス成長が続く可能性があり注意が必要である。・・・(続きは全文紹介をご覧ください。)
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