米国景気概況:景気は足元まで底堅く推移、先行きには注意が必要
米国経済は底堅く推移している。1-3期の実質GDP成長率(速報値)は前期比年率-1.4%とマイナス成長となったが、これは個人消費や設備投資などの内需が堅調に推移し輸入が急増したこと、在庫投資が前期に急増した反動でマイナス寄与となったことなどが影響した。先行き、個人消費や設備投資が堅調に推移し、米国経済はプラス成長に回帰する公算が大きい。もっとも、インフレによる個人消費の抑制や供給不足による生産下押しなどの影響には注意が必要である。
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