米国景気概況：景気は持ち直し

米国経済は一部に弱さがみられるものの持ち直している。4-6月期の実質GDP成長率（確定値）は、前期比年率2.1%と4期連続でプラス成長となった。個人消費は同0.8％にとどまったが、 設備投資は同7.4％と底堅く推移した。また、企業の景況感を示すISM景況指数は、製造業で下げ止まりの兆しがみられる。先行き、自動車スト、学生ローンの返済再開、原油価格上昇などによる景気への影響が懸念されるものの、全体として持ち直しの動きが続く見通しである。

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