景気は底堅い
米国経済は底堅く推移している。4-6月期の実質GDP成長率(改定値)は前期比年率3.0%と、8期連続でプラス成長となった。個人消費、設備投資、政府支出、輸出が堅調であったほか、在庫投資が0.8%ポイント成長率を押し上げた。一方、企業の景況感を示すISM景況指数は、製造業で判断の目安となる50の水準を下回った。先行き、個人消費がこれまで好調に推移した反動などで弱含むとみられるが、全体として景気は底堅く推移する見通しである。
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