景気は底堅い
米国経済は底堅く推移している。7-9月期の実質GDP成長率(改定値)は前期比年率2.8%と、10期連続でプラス成長となった。前期に成長率を1.1%ポイント押し上げた在庫投資がマイナス寄与に転じたものの、個人消費、設備投資などの最終需要の伸びが拡大した。一方、企業の景況感を示すISM景況指数は、製造業で判断の目安となる50の水準を下回ったが、非製造業は2年3ヶ月ぶりの高水準に改善した。先行き、個人消費がこれまで好調に推移した反動などで弱含むとみられるが、全体として景気は底堅く推移する見通しである。
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