グラフで見る関西経済(2020年5月)

2020/05/27 塚田 裕昭
グラフで見る関西経済
国内マクロ経済

【今月の景気判断】

  • 新型コロナウイルス感染症の影響で悪化している

【今月のポイント】

  • ●新型コロナ感染拡大に伴う自粛等の影響で、景気は悪化している。本稿で示す3月、4月の指標は総じて非常に厳しい水準にある。
  • ●生産水準は、大きく低下。生産用機械、電気機械など機械類が減少。一方、電子部品・デバイスは前月比で減少するも前年比では増加。先行きの生産は減少傾向が続こう。
  • ●輸出は減少傾向が続くが、半導体電子部品、遊戯用具等が堅調で、全国に比べると減少幅は小さい。
  • ●個人消費は、緊急事態宣言下の営業自粛の影響で低迷。特に百貨店売上は前年比-78.2%と大幅減。うち免税売上は入国制限もあって同-98.9%とほぼ消失した。
  • ●消費マインドはリーマンショック時を下回る過去最低の水準まで落ち込んでいる。

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