【今月の景気判断】
- 持ち直しの動きがみられる
【今月のポイント】
■ 生産(2月)は2ヵ月連続で増加。電子部品デバイス、電気機械などが増加した。昨年10月を底に持ち直しの動きがみられるが、半導体不足による下振れ懸念が残る。
■ 実質輸出(3月)は小幅減。先行きは円安が追い風となるが、供給制約の懸念あり。
■ 設備投資は21年度は製造業が前年比で増加、非製造業は減少となり、全体では増加。22年度も同様の動きが見込まれている。
■ 個人消費は2月の小売販売が5ヵ月連続の増加となるなど持ち直しの動きがみられる。一方、自動車販売は生産調整による供給難により低水準が続く。
■ 住宅着工はこのところ前月比での減少が続いており、弱含んでいる。
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