【今月の景気判断】
- 持ち直しの動きがみられる
【今月のポイント】
■ 生産(2月)は、輸送機械が前月の大幅減から反転し、持ち直しの動きがみられる。トヨタの生産計画では、先行き、持ち直しが見込まれているが、部品調達難による下振れ懸念も残る。
■ 2月の実質輸出は3ヵ月ぶりに上昇。先行きについては、足下の円安が追い風となるが、供給制約による生産下振れが懸念材料。
■ 設備投資は、21年度は増加、22年度は増加幅が縮小となるものの引き続き増加が見込まれている。
■ 雇用は、失業率が低下し就業者数が増加するなど持ち直しに動きがみられる。
■ 3月の住宅着工は前年比で大幅増となったが、単月の動きであり、弱含みのトレンドに変化はないとみられる。
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