景気ウォッチャー調査(東海地区:2018年8月) ~ 現状判断DIは2ヶ月ぶりに上昇 ~

2018/09/10 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済
○9月10日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の8月の

現状判断DI(季節調整値)は、前月差2.2ポイント上昇の49.9と2ヶ月ぶりに上昇した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差3.2ポイント上昇の52.0と3ヶ月連続で上昇した。

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

持ち直しの動きが見られる。先行きについては、材料費や人件費などコスト上昇による収益圧迫が懸念されている一方、季節の移り変わりによる改善や、受注の好調が続くことへの期待が見られる。

とまとめ、現状判断、先行き判断ともに上方修正した。
(前月のまとめ)
「弱い動きが続いている。先行きについては、季節の移り変わりによる改善への期待もみられるものの、猛暑による客足減が続くことや、燃料価格の上昇、人手不足などが懸念されている。」

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、人手不足、コストの上昇等に対する懸念もある一方、秋物商戦や受注増等への期待がみられる。

とまとめ、現状判断を上方修正し、先行き判断は据え置いた。
(前月のまとめ)
「緩やかな回復基調が続いているものの、平成30年7月豪雨によるマインド面の下押しもあり、引き続き一服感がみられる。先行きについては、人手不足、コストの上昇、平成30年7月豪雨の影響等に対する懸念もある一方、引き続き受注、設備投資等への期待がみられる。」

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