景気ウォッチャー調査(東海地区:2020年1月)~ 現状判断は上昇するも、新型コロナウイルス問題で先行き判断が低下~

2020/02/10 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済
○2月10日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の1月の

現状判断DI(季節調整値)は、前月差+1.7ポイントの41.7と2ヶ月ぶりに上昇した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差-4.1ポイントの40.0と2ヶ月連続で低下した。

 

 

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

弱い動きが見られる。先行きについては、新型コロナウイルス問題の経済活動への悪影響が懸念されている。

とまとめ、現状については判断を据え置いた。

(前月のまとめ)
「弱い動きが見られる。先行きについては、オリンピック効果に期待する声がある一方、消費税率引上げによる消費抑制や不透明な海外情勢への懸念がみられる。」

 

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

このところ回復に弱い動きがみられる。先行きについては、先行きについては、新型コロナウイルス感染症の拡大等に対する懸念がみられる。

とまとめている。

(前月のまとめ)
「このところ回復に弱い動きがみられる。なお、消費税率引上げに伴う駆込み需要の反動による影響が一部にみられる。先行きについては、海外情勢等に対する懸念もある一方、持ち直しへの期待がみられる。」

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