景気ウォッチャー調査(東海地区:2020年7月)~新型コロナウイルス感染再拡大で先行き判断が再び低下~

2020/08/11 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済
○8月11日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の7月の

現状判断DI(季節調整値)は、前月差+1.5ポイントの40.1と3ヵ月連続で上昇した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差-13.1ポイントの34.3 と3ヵ月ぶりに低下した。

 

 

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

新型コロナウイルス感染再拡大により、景況感の改善ペースが鈍化している。先行きについても、感染再拡大への懸念から改善期待が低下している。

とまとめた。

(前月のまとめ)
「コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続いているが、景況感は大きく改善している。先行きについては、感染再拡大への懸念は残るものの改善が見込まれている。」

 

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、持ち直しへの期待がみられるものの、感染症の動向に対する懸念が強まっている。

とまとめている。

(前月のまとめ)
「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。」

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