景気ウォッチャー調査(東海地区:2021年2月)~緊急事態宣言が続く中、現状判断、先行き判断とも改善
2021/03/08 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済
○ 3月8日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の2月の
現状判断DI(季節調整値)は、前月差+9.7ポイントの42.0と4ヶ月ぶりに上昇した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差+12.1ポイントの50.2と3ヶ月連続で上昇した。
○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を
緊急事態宣言下で厳しい状況が続くものの、景況感は持ち直しの動きがみられる。先行きについては、緊急事態宣言解除、ワクチン接種開始への期待がみられる。
とまとめた。
(前月のまとめ)
「新型コロナウイルス感染再拡大と緊急事態宣言再発令により、景況感は悪化している。先行きについては、ワクチンへの期待はあるものの、感染拡大による景気低迷が懸念されている。」
○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を
景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。
とまとめている。
(前月のまとめ)
「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、このところ弱まっている。先行きについては、感染症の動向に対する懸念がみられる。」
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