景気ウォッチャー調査(東海地区:2021年3月)~緊急事態宣言解除により現状判断は改善するも、先行き判断は小幅悪化
2021/04/08 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済
○4月8日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の3月の
現状判断DI(季節調整値)は、前月差+6.6ポイントの48.6と2ヶ月連続で上昇した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差-0.1ポイントの50.1と4ヶ月ぶりに低下した。
○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を
新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、緊急事態宣言の解除により、景況感は持ち直しの動きがみられる。先行きについては、持ち直しを見込む中、感染再拡大への懸念がみられる。
とまとめた。
(前月のまとめ)
「緊急事態宣言下で厳しい状況が続くものの、景況感は持ち直しの動きがみられる。先行きについては、緊急事態宣言解除、ワクチン接種開始への期待がみられる。」
○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を
景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直している。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。
とまとめている。
(前月のまとめ)
「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。」
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