景気ウォッチャー調査(東海地区:2021年4月)~ 新型コロナウイルス感染症再拡大により、現状、先行き判断ともに悪化 ~
2021/05/13 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済
○5月13日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の4月1の
現状判断DI(季節調整値)は、前月差-7.6ポイントの41.0と3ヶ月ぶりに低下した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差-7.7ポイントの42.4と2ヶ月連続で低下した。
○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を
新型コロナウイルス感染症再拡大、まん延防止等重点措置の適用により、景況感は再び悪化している。先行きについては、感染収束がまだ見通せず、ワクチン接種が進まないこともあって再び懸念が増している。
とまとめた。
(前月のまとめ)
「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、緊急事態宣言の解除により、景況感は持ち直しの動きがみられる。先行きについては、持ち直しを見込む中、感染再拡大への懸念がみられる。」
○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を
景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさが残る中で、持ち直しに弱さがみられる。先行きについては、感染症の動向に対する懸念が強まっている。
とまとめている。
(前月のまとめ)
「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直している。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。」
1調査期間は毎月25 日~月末
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